中学生の頃、推理小説を読むのにはまっていて、コナン・ドイルや
江戸川乱歩といった巨匠の作品をよく読んでいた。
今でこそすっかり読まなくなってしまったのだが、推理モノ自体は
結構好きだったりはするのだ。
ただし、ゆっくりと読書を楽しむ、という習慣が無くなってしまった
今では、インターネットなどで、一風変わったトリックを
色々見てみたい、と思うようになってきたのである。
そこで、ちょっと探してみたのだが、いくらでもそのようなサイトは
ありそうなのに、全くヒットしないのである。
おかしいな、と思っていたのだが、とある掲示板に書いてあった
言葉を見て、なるほどと合点がいった。
ミステリ好きは多くのミステリを読み、いくらでもトリックを
知っているのだが、それを公開してしまうような無粋な真似はしない。
トリックは、ミステリを語る上で最重要のものであり、
それだけを抽出して見られる状態にしてしまったら、あらゆる
ミステリの存在価値が下がってしまう。
こういった内容のことが書いてあったのだ。
そうか、自分のように横からトリックだけを見る、というのは
邪道であるし、その行為によって、ミステリの価値を下げてしまっては
いけないのだ、そう反省した。